消費者の動向が流動的かつモノが飽和状態にある現代で、作り手や産地は自ら自分たちのものづくりを見せる場を常に模索し生み出していく必要があります。「京焼・清水焼サミット」では、全国各地で作り手と売り場をつなぐ活動をされているセメントプロデュースデザインの金谷氏をファシリテーターに、作り手と売り手に実際の現場で実践してきた取り組みなどから、これからの産地に必要な課題とアイデアを集め、売り場や問屋、ものづくりの現場と売り場をつなぐ新たな可能性を語り合います。
「京焼・清水焼、産地が創る新たな販路の可能性」
消費者の動向が流動的かつモノが飽和状態にある現代で、作り手や産地は自ら自分たちのものづくりを見せる場を常に模索し生み出していく必要があります。「京焼・清水焼サミット」では、全国各地で作り手と売り場をつなぐ活動をされているセメントプロデュースデザインの金谷氏をファシリテーターに、作り手と売り手に実際の現場で実践してきた取り組みなどから、これからの産地に必要な課題とアイデアを集め、売り場や問屋、ものづくりの現場と売り場をつなぐ新たな可能性を語り合います。
【申込】
「KOUGEI NOW 京焼・清水焼サミット」の参加募集について
【問合せ】
京都府商工労働観光部 染織・工芸課(担当:川北)
〒602-8570 京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
TEL:075-414-4864
FAX:075-414-4870
E-mail:senshoku@pref.kyoto.lg.jp
タイムテーブル
【見学】
13:00〜:洸春陶苑 集合・見学
(京都市東山区今熊野南日吉町148)
<移動:徒歩5分>
13:40〜:川尻工房見学
(京都市東山区今熊野南日吉町146-2)
<陶校へ移動:徒歩20分>
14:30〜:京都府立陶工高等技術専門校見学
(京都市東山区今熊野阿弥陀ケ峯町17-2)
【発表】 15:20〜17:30
【全体会議】 17:40〜19:00
【交流会】 19:00〜:交流会
20:30:終了
京都精華大学人文学部卒業後、企画制作会社に入社その後広告制作会社を経て1999 年「CEMENT PRODUCE DESIGN」設立、PARCO の広告デザイン、フランフランとの商品企画開発、UNIQLO「企業コラボレーションTシャツ」のディレクションなど幅広くデザインをプロデュース。また、起業時より自販流通を始め、現在では流通も見据えた形での各地の地場産業との協業事業も進めており、「ガイアの夜明け」や「NHK WORLD」でその活動が取り上げられた。2013 年鯖江との協業商品Sabae mimikaki [鯖江みみかき] がGOOD DESIGN AWARD2013 を受賞。2013「がんばる中小企業・小規模事業者300社」に選出される。2016「おもてなしセレクション」にSabae mimikaki [鯖江みみかき] が選ばれる。
京都精華大学 デザイン学部プロダクトデザイン学科 芸術学部テキスタイル学科 講師
金沢美術工芸大学 美術工芸学部工芸学科 講師
トークゲスト
1975年生まれ(41才)
愛知県瀬戸市で陶磁器の型屋の長男として生まれる。
幼いころから「石膏」に慣れ親しんで育つ。
一旦は陶磁器業界と離れ、別の道に進むが、
ものづくりの面白さに気付き、家業に戻る決意をする。
現在は「型」だけでなく「陶磁器製品」まで手掛ける。
デザイナーとの協業も積極的に行っている。
1935年の創業以来、京焼・清水焼の産地製造卸商社として、多数の作家や窯元とネットワークを築きながら商品の企画開発に取り組む。湯呑、皿、鉢などの一般食器から、お茶道具、香炉や陶額などのインテリアまで幅広く取り揃える。
さらに、既存の商品ラインナップとは別に2014年に「=K+」のブランドを立ち上げる。 「K」はKyoto、Kumagai、Kyoto ware、Kiyomizu ware、「+」はデザイナー・アーティスト等とのコラボレーションを意味し、今までにない斬新なセラミック商品を作り出し、日本に、そして世界に発信を行い、お客様の生活に喜びと幸せを感じてもらえる事を目指す。
トークゲスト
京都府立陶工高等技術専門校卒業後、故二代目高島洸春に師事し、平成17年に高島洸春を襲名。京都有数の陶磁器産地として名高い日吉地域で、洸春窯の三代目として、鮮やかな発色が印象的な「交趾」技法を使い、茶道具から日常食器まで幅広く製作している。交趾の特徴である細やかな文様表現は、筒で粘土を絞り出して線を盛り上げて描く「いっちん」技法によるもの。近年では、個展・グループ展等への出展も積極的に行っている。
京都出身。350年続く茶陶の窯元「真葛焼」に生まれる。
佐賀での修行の後、2005年より自身の工房「SpringShow Studio」にて独特の技法での陶板画制作をはじめる。その後、デザイナーとして平面の構成・デザインに携わり、他業種の経験をもとに、プロダクトの可能性を探求。2009年10月法人化、同年ブランド「SIONE(シオネ)」を立ち上げる。河原尚子の名義としての陶板画制作、プロダクトデザイン、ブランディングや茶会などを通じて、現代に添ったもてなしの文化を創っている。
福岡県出身。金沢21世紀美術館(非常勤)、t.c.k.wを経て、2007年、EXS Inc.(株式会社イクス)に参加し、現在、株式会社イクス代表取締役。「ものづくりをつくる」をコンセプトに伝統工芸からホテルやショップの立ち上げまで幅広い商品や事業の開発に従事。2011年、デザイナー/ディストリビューターと共に「ててて見本市」を開始。著書に『販路の教科書 』。
主な仕事して、WOW Inc.+Marc Newson「aikuchi」ディレクション、大野屋「高岡ラムネ」プロデュース、北陸スーベニアショップ「[g]ift」プロデュース、西鉄ホテルグループ「西鉄イン」リブランディング・「ホテルクルーム」ブランディング・「西鉄グランドホテル客室」デザインプロデュース、関東経済産業局「CREATIVE KANTO」プロデューサー、「京都職人工房」講師、「越前ものづくり塾」ディレクターなど。
1977年京都府生まれ。京都を拠点におもに工芸・職人・伝統文化を対象とした取材・執筆活動をおこなう。 おもな著書に『京都職人 -匠のてのひら-』『京都老舗 -暖簾のこころ-』(ともに共著・水曜社)『京職人ブルース』(京阪神エルマガジン社)など。 京都造形芸術大学非常勤講師